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かたるべログ。障がい者が普通に地域で暮らすために私たちにできることを考え、実践するために横井寿之が作成するホームページです。
私のゼミの卒業生へ。
どういう訳か、横井ゼミで学んだ者の多くは仕事にまじめに取り組み過ぎるきらいがあるようだ。
ここにきて、仕事のしすぎで、責任感で1人がんばって、精神的に病気になりつつある教え子がでてくる。
そういう卒業生たちには、命をかけるほどの職場なのか! と目覚めさせることにしている。福祉の領域では、たとえば周りが事務職で1人ワーカーとしてがんばっていたりする。周りが代休を取っても自分には代わりがいないからと、ついつい休まずに仕事をし続ける。かつて私が働いた障がい児者の現場では、障がい児者とふざけ合って楽しんだり、適当に息を抜いたりしたのだが、そういう職場と違って、病院などのワーカーはほとんど事務職だ。それも人のいやがる、事務職がやらない仕事を引き受けてがんばってしまう環境にある。だから彼らの転職率は高い。転職率というより、離職率といった方がいいかもしれない。
所詮金儲けの病院だ、自分をだめにするほどがんばる必要がどこにある。彼らにまず、冷静に自分の仕事を見つめて、適度に休むことを、適度に息を抜くこと、君が病気になっても君の組織はびくともしないのだ。私は、彼らにそんなことをメールで言い続ける。時には会って話を聞く。そうやって、やっと「そうか、命をかけるほどのことはないな」と気がつく。命をかけるのは利用者のためであって、職場のためではない。そう気づくのはまじめな卒業生には時間がかかる。これは我が弟のためにも書いた。命をかけるべきもの、我が身を賭してもいいとまで思えるもの、それをよく考えてほしい
「月とらいおん」の開所
3月30日、障がい者就労支援施設「月とらいおん」(登別市)の開所式に出席してきた。この施設は友人の辻勲氏が2年の準備をかけて開設した知的障がい者の施設である。彼は以前施設長をしていた施設を不本意な退職をして、ずいぶん大変であったと思う。彼は持ち前の行動力と意志でこの月とらいおんという名の施設を開設した。施設は国道36号沿いにあり、以前はレストランだったという建物で、ガラス張りの窓は大きくとてもいい雰囲気である。彼の活躍に期待したいし、彼なら新たな福祉施設のあり方を提案してくれるだろうと思う。

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「月とライオン」全景
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